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【新鮮野菜.net】代表者からのメッセージ

【新鮮野菜.net】を活用していただく方々へ

【新鮮野菜.net】は、わが国の新鮮かつ安全なおいしい野菜やくだものを、世界各国の方々のお手元にお届けしたい、そして「メイドインジャパン」のそんな野菜たちを農家の方々にもっとたくさん作っていただきたい、そんな思いから運営を開始いたしました。

実は、この文章を記述しているのは、平成27年2月、JA全中の地域農協に対する監査権を剥奪されることが決まった数日後となります。

わたくし、【新鮮野菜.net】ポータルサイトを運営する、株式会社オータムテクノロジーの代表取締役 岡本と申します。

JA全中(全国農業協同組合中央会)の解体論が世情に上る前から、古くから農業に携わる専業農家、兼業農家の方々、またこれから農業を始めようと考えている新規就農者と呼ばれている人たちにとって、JA全中の存在自体が「邪魔である」ということは、私論ですがだいぶ前から感じておりました。もちろん、JA全中に依存した農業経営者の方々を非難している訳ではありません。

わたくし自身、ささやかな耕作面積で実体験として経験した農業に対する思い、そこで収穫された野菜は、実際にスーパーマーケットで売られている野菜とは全く異なります。

自分が丹精こめて化学肥料に依存せず、自然有機資材と必要最小限度の薬剤しか散布しないことで収穫したものは、「すべてとてもおいしい」のです。

東京生まれ東京育ちで、約9年間(平成29年現在)程度の農業経験しかないわたくしが、誰からも「本当においしいね!」と言われる野菜を作ることができていると言う現実があります。

前置きが長くなりましたが、以下【新鮮野菜.net】がこれから目指そうと考えていることについて、できるだけ具体的にお伝えしておきたいと思います。

大規模農業に対するアンチテーゼ:反対論

政府の掲げる「多品種・大規模農業の推進」ですが、わたくしはこれには真っ向から反対したいと思っております。また、本当においしい野菜は、多品種はともかくとして大規模農場では絶対にできないものだと思っています。新規就農者が小規模から農業を始めて人を集め、最終的に大規模化してしまった農家は、もちろんこの限りではありません。

農業とは、肥沃な土作りのために一歩一歩人の手をかけ、そして安心安全な方法で病害虫や植物の病気と闘い、野菜たちに「人の歩く音を聞かせ」育てるものです。

少なくとも、わたくし自身この9年間(平成29年現在)で実践し、その理屈が正しいことに対し確信を持っています。

そして、そんな小規模農家の方たちが丹精こめて作る野菜たちは、今の野菜の流通価格よりも「当然に高価になるはず」ですし、そうすることで真においしい野菜栽培を目指す喜びが生まれるはずです!

これからの日本の農業は、大規模化ではなく「小規模グループ流通形成」が大命題であり、ある意味において大規模農業は、この国から農業を消滅させてしまう危うさを持っていると思っております。

野菜市場の流通革命の始まり

平成27年2月、JA全中の監査権剥奪により地域農協のオリジナリティが発揮できる条件が整いました。ここでJA全中の将来を論じるつもりはありませんが、おそらく「JA全中銀行」「JA証券会社」に集約収斂していくのでしょう。

すでに宅配便大手企業では、海外への野菜、くだもの等の少量輸出体制を着々と進めており、ある意味において保管庫、保冷庫は用意されておりますので、野菜の現行規格の撤廃を手始めとして、「ジャパニーズブランド規格」の新規策定が急務となります。これら新規格については、「鮮度(収穫日)」「安全性」「産地表示」だけで十分であり、「おいしさ」の基準、表示方法については何ら問う必要もないでしょう。(一度食べればわかりますから)

野菜市場の流通改革によって、海外への少量輸出が可能になるということを説明した画像です

国内においては、JA全中の監査権剥奪による地域農協のオリジナリティに溢れた闊達な議論が始まるはずですが、当然に優れた指導者のいない農協の淘汰も進むはずです。

【新鮮野菜.net】ではなるべく近い将来、購入者の方々に「おいしさアンケート」「おいしい度評価」システムのほか、当サイトに登録していただいている農家の方々だけでなく、自由闊達な議論を行えるような「コミュニティサイト」として活用いただけるように考えております。

日本人の農業参加への勧奨支援

【新鮮野菜.net】では、単に新鮮で安心安全なおいしい野菜の販売の支援サイトではなく、農業人材育成支援、農家の無料求人広告掲載、農家のお嫁さん募集サイト(婚活)としても業務の幅を広げて生きたいと思っております。

また、おいしい野菜を消費者に届ける「喜び」「幸福感」「満足感」を持ってもらえるようになるための「高付加価値販売手法」の模索から確立まで、日本の農業人口の増加のためのあらゆる方法論をみなさまと一緒に考えて行きたいと思っております。

高付加価値野菜への挑戦

野菜やくだものの「奇を衒った名前だけのブランド化」では、消費者に対してあまりにも漠然、曖昧模糊としていて説得力はありません。(あまりに仰々しい命名は逆効果でもあります)

わたくし自身、小さい規模ながら農業を体験して痛切に思うことは、「昨年はとてもおいしく出来たけど、今年は思ったよりおいしくなかった」ことです。おいしい野菜を継続的に失敗せず生産できる農家は、たとえハウス栽培であろうが人工栽培、LED人工太陽照明を利用した促成栽培であっても困難です。

やはり、誰にでもわかりやすい「おいしい野菜」こそが高付加価値であり、あわせて安心、安全でなくてはならず、世界で最も農薬、薬剤散布基準のハードルの高い「日本」こそが、どの国よりも、最短距離で「高付加価値野菜生産国」となる可能性を持っていると思います。

客観的な「おいしい」「おいしさ」のランク付けについても、【新鮮野菜.net】に登録していただいている農家の方々、また閲覧者のみなさまにおいても全員参加で考えていただく、そんなポータルサイトを目指しております。

最後になりましたが、今後登録農家の方々、一般閲覧者の方々からも積極的、建設的意見をたくさんいただき、この国の農業の活性化を促し、また食料自給率を上げるためにも労を惜しまないつもりです。

どうか【新鮮野菜.net】ポータルサイトを皆さんの手で育ててください!

よろしくお願いいたします。

平成27年2月吉日
株式会社オータムテクノロジー 代表取締役 岡本 洋

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